研究テーマ

 水環境学研究室では,中山間域から沿岸浅海域に至る流域圏を対象に,個々の水域から流域に至るマルチスケールの視点による健全な水循環と水質環境の創出を目指した水環境保全に関する研究を進めています.現地での観測や室内での実験によって得られたデータの分析に基づき数理モデルを構築し,そのモデルを用いた数値シミュレーションによって現象を再現・予測しています.農林水産業の生産基盤の水環境保全に関する下記の研究テーマを国内外の流域圏を対象に研究を進めています.最新のハイドロインフォマティックスやエコインフォマティックスの技術を積極的に導入している点を特長としています.

有明海における塩分拡散シミュレーション

生態系モデルによる水質動態解析

LED光による水環境改善技術開発

ノリ養殖施設の配置換えによるノリの品質への影響

先進的エコインフォマティックスを用いたメダカの生息場選好性評価

瑞梅寺川流域における窒素・リン負荷流出モデル

ベトナム紅河デルタにおける湛水解析

ベトナム南部Dau Tieng貯水池の水管理の最適化

【最近の主な研究テーマ】

  • 流域管理のための流域スケール水循環・物質循環モデルの開発
  • 浅海域や閉鎖性水域における流れと物質循環過程の解明
  • 水質改善技術の開発
  • 農業農村地域おける生物多様性の確保に関する研究
  • 低平農地域の洪水緩和機能の定量化と洪水予測手法の開発
  • 自然物質を用いた無機態リンの吸着と再利用に関する研究
  • 圃場レベルでの農薬動態モデルの開発と流域モデルへのスケールアップ